はじめまして。

グラフィックデザイナーの株式会社ウインターハート斉藤良男です。

ロゴデザイン・WEBデザインを本業としつつ、車が趣味であることから築き上げた知識や人脈を生かし、車メディアの運営・中古車売買も行っております。

車メディアでは走り屋時代の体験談がSNS上で大きな反響を呼び、続きを知りたいというご要望を多数頂戴したため、自己紹介も兼ねてこちらに掲載させて頂きます。

走り屋時代の話は

こちら

株式会社ウインターハート代表取締役社長斉藤良男の挨拶

さて、インターネットが登場してから、ライフスタイルや消費行動には著しい変化が見られるようになりました。

【消費行動の変化】

  1. 【インターネット普及以前】

    店舗を構える店に出向いて購入

    インターネット普及前
  2. 【インターネット普及後】

    自宅でインターネットで購入

    インターネット普及後

情報収集においても、以前は本やテレビが主体でありましたが、現在ではネットが中心となっています。

しかし、我々は本当にインターネットを使いこなせているでしょうか?

物品の購入や情報収集だけではなく、様々な人とつながって人脈を築き、新たなビジネスを展開することも可能となっています。

私の最大の喜びは、当社をご利用のお客様から「ウインターハートに依頼して本当によかった」というお声を頂戴することです。

お客様の成功が我々の成功と考え、当社はそのお手伝いをさせていただけますよう、精一杯の努力をさせて頂きます。

株式会社ウインターハート代表取締役社長
斉藤良男

代表取締役社長斉藤良男のQ&A

ウインターハートの目標・ミッションを教えてください
弊社はロゴマーク・WEBサイトの作成や、私自身の個人的な趣味から派生した車メディアの運営・中古車売買を行っています。
仕事をする上で心がけていることはありますか
インターネットいうツールは大変に便利でありますけれど、相手の顔が見れないという欠点もあるのです。

当社ではスクリーンの向こう側にお客様がいると考え、緊張感を持ってご依頼の案件に取り組んでいます。

その他、仕事に対する考えなどは、インタビューメディア「THE Leader」からのインタビューで回答しておりますのでご覧ください。

趣味は何ですか
車が大好きな元走り屋です。

以前はバリバリに改造したスポーツカーに乗っていましたが、このとき、普通に暮らしていれば遭遇することのない経験をたくさんしました。

その中から6つほど紹介させて頂きます。

注意

これ以下の記述は15年以上前の出来事です。

現在は法令を遵守し、安全運転を行っています。

【1.ゼロヨンで正体不明の者に襲われる】
昔の話になりますが、最初はゼロヨンにはまったんです。

800ps級のすごい車がたくさん集まるスポットがあって、そこで毎週のように走っていました。

土曜の深夜から翌日の明け方にかけて走るのですが、警察が頻繁に来るので実質的に走れるのは1時間程度しかありませんでしたけどね。

このスポットには、警察以外にも「潰し屋」というのがたまに出没しました。

突然現れて、金属バットを持っていきなり襲いかかってくるんです。

言葉を発することなく無言でバットを振り回すのですから、まともな人ではありませんね。

襲ってくる理由や目的がわからなくて、とても怖かったですよ。

そこから車で少し離れた埠頭は有名なドリフトスポットになっていて、そこに潰し屋が頻繁に出没すると聞いていましたから同じ人達かもしれません。

その地域はヤ〇ザの勢力が強い地域として有名なため、そういった人達と関係がある可能性もありますね。

普通でしたら警察に通報しますが、その場所においては私たちが警察に追いかけられている立場なのでそれが出来ませんでした。


【2.ペタンコの車の中に人がいる】
上述の後、首都高を走るようになりました。

あの狭くてカーブの多い道路を時速200km/hとかで走るわけですから、事故は頻繁に目撃しました。

あるとき発生した大事故では、車は大破して原形をとどめていないのに、中にはまだ人がいるとのことでした。

「この中に人がいるの?」という、ちょっと考えたくない状況です。

車から煙が出ていて燃える危険性もあり、下手な手出だしもできず、しばらくトラウマになる光景でした。


【3.湾岸最高速で前科1犯になる】
首都高を走っているうちに、湾岸最高速にも興味を持ち始め、以後、湾岸線を主に走るようになります。

愛機はスカイラインGTR(BCNR33)。

T78-33Dシングルタービン仕様の650psで、最高速度は330km/h。

しかし、速度が速度だけに、免許が無傷ですむことはありませんでした。

いや、正確には免許だけではなく、人生の経歴にも傷がついてしまったのです。

あるとき、〇〇〇km/hで走っていて捕まってしまったことがあり、超過速度がかなり大きかったので赤切符を切られました。

もちろん、一発免停です。

赤切符は一般的な交通違反と異なり、刑法における犯罪(道路交通法違反)となります。

つまり、窃盗や傷害・詐欺などと同列の犯罪者として扱われ、書類送検されるのです。

しばらくして「出頭命令」と書かれた書面が家に届きました。

「あなたは犯罪を犯した疑いがあるから取り調べを行う。指定した日に検察庁に出頭しろ」という内容です。

お知らせとか通知とかいう穏やかな文体ではなく、まさに犯罪者に対する強制力を伴う命令でした。

平日なので会社を休んでノコノコと検察庁に出向くと、検察官から取り調べを受けました。

まず最初に、この取り調べにおいて私に黙秘権があることなどいくつかの説明を受けます。

続いて、今回の犯罪について記述された調書が読み上げられました。

読み終わると、
「読み上げた内容の罪を認めますか?認めるなら罰金を払ってください。認めなければ正式な刑事裁判を行いますので直ちに手続きに入ります。」
と、その場で選択を迫られました。

抵抗するだけ無駄なので罪を認め(有罪が確定)、罰金を選択します(この一連の流れを略式裁判と呼ぶ)。

この決定は確定判決と同一の効力が与えられているため(刑事訴訟法470条)前科という称号も頂戴することになります。

私は前科1犯になってしまいました(前科は5年で消えており、現在は該当しません)。

前科がつくと、一定期間、以下のようなペナルティーが与えられます。

  • 転職する際などに書く履歴書において、「賞罰」欄の項目がある場合は前科の記載が必要となる
  • 特定の国家資格/職業は、取得/就業ができなくなる

後日、「略式命令」と書かれた罰金の支払いを命ずる書面が家に届きました。

届いた書面を見ると、普通の交通違反の10倍くらいする金額が書かれていました(通常の交通違反で支払うお金は「反則金」ですが、刑事罰で支払うお金は「罰金」になり、名前も扱いも異なる)。

走り屋に理解のあった妻も、このあたりから不機嫌になります。

その後は免停の期間を短縮するため、検察庁に出向いたときに続いて再び会社を休み、平日の講習を受けに免許センターにも行きました。

当時は会社員だったので、もっともらしい理由をつけて立て続けに仕事を休まなければなりませんでした。

前歴1回となったため、次回は違反点数4点で免停となりますので、以後の運転には気を付けなくてはなりません。

少々のことではへこたれない私も、これら一連の出来事では疲弊します。

この経験から、最高速は人命だけでなく社会的にもリスクが高いと痛感せざるを得ませんでした。


【4.ドリフトでは大乱闘に巻き込まれる】
上記の経緯があり、後にエンジンブローしてしまったのを機に最高速は引退しました。

そして、新たにECR33を購入してドリフトを始めたのです。

幕張でドリフトをやっているときは、走る場所を巡って乱闘になったところに巻き込まれたこともあります。

先に来ていたチームが走っていたところ、あとから別のチームが来て同じ場所で走り始めたんです。

そして、走る場所を巡って喧嘩になり、大乱闘となりました。

中立的な立場で止めに入ったのですが、敵と間違えられて巻き込まれてしまいました。

血を流していたりする人もいたのですが、警察から徹底的にマークされているスポットであり、前述のゼロヨンのときと同様、トラブルになっても警察を呼ぶことが出来ません。

車をボコボコにされた人もいて収拾がつかないので、途中で逃げ帰りました。


【5.金銭感覚のおかしい人が多い】
チューニングショップについては、お客も経営者もお金にルーズな人が多く、金銭的なトラブルは両者ともによく聞きました。

メチャメチャ改造したBNR34に乗っているのに金に困っている人や(改造しすぎて金がなくなったとも考えられる)、チューニングに金を使いすぎて家庭崩壊したり。

トップシークレットでシングルタービンにチューニングしたゴールドの80スープラに乗っていた人は、金を使いすぎたせいで奥さんが発狂し、ネット上(車関係の掲示板)に夫の悪口を書きまくっていたということもありました。

私の所にも金を貸して欲しいと頼んでくる人がいたので、10万ほど貸したことがあったのですが返ってこなかったり‥。

ショップについては、超有名湾岸最高速チームの会長が逮捕された事件では度肝を抜かされました。
雑誌などにもたびたび登場し、漫画「湾岸ミッドナイト」のモチーフにもなった日本一有名な湾岸最高速ランナーです。
そんな彼が、高級外車フェラーリの販売に関して巨額詐欺事件を起こし(被害総額3.4億円)、テレビや週刊誌でも話題になりました。



【6.有名湾岸最高速ランナーの死】
チューニングカーの世界に足を踏み入れると、普通は経験することがない出来事にいろいろと遭遇しますので、楽しい時代ではありました。

ただ、最高速をやるなら、これまでの経験上、死の確率が10%はあることを覚悟して下さい。

有名最高速チームにおいてトップクラスのランナーだった人物でさえ、湾岸最高速の最中に事故を起こして帰らぬ人となっています(下記)。

  1. 湾岸最高速ランナーの特集で雑誌にも掲載

    雑誌
    掲載
  2. この事故はテレビのニュースでも放送された

    テレビ
    ニュース

このような話は他にもたくさんあるのですが、それらは2019年9月に立ち上げた新ブログ「カーネビ」に詳しく掲載しています。

上述した、超有名湾岸最高速チームの会長が逮捕された巨額詐欺事件の真相も詳細に説明してあります。

以下、記載内容の一部。

  • 伝説の走り屋と言われた超有名湾岸最高速チームの会長が、外車販売の巨額詐欺で2018年と2019年に連続して逮捕された話(被害総額3.4億円。逮捕されて連行中の姿が実名とともにテレビ放送されている画像あり)
  • ドリフトをやっていた時のこと
  • バイクで走り屋だった頃
  • 首都高で目撃した悲惨な事故(実際の事故車両の画像あり)
  • 走り屋時代に聞かれた様々な質問にQ&A形式で回答(湾岸ミッドナイトのポルシェは実在したのか?等)
  • その他

興味があれば「カーネビ」と検索してください。

走り屋時代のこと」から、株式会社ウインターハート斉藤良男の経歴を紹介するページに入れますので、そこに詳しく記載しています。